上書きと再翻訳

既存の翻訳がある状態で再翻訳すると、マッピング済みフィールドのみが更新されます。プロンプトを変えて品質を上げる用途にも使えます。

既存の翻訳を再生成する場合の動作を説明します。

上書きの起点

上書き翻訳は、以下のいずれかの操作で発生します。

操作動作
翻訳ウィジェットで翻訳実行(既存翻訳あり)上書き確認モーダルが表示される
「全ての言語に翻訳」で翻訳実行確認なしで上書き
翻訳設定を変更してから再実行マッピングを変えた状態で上書き

上書き確認モーダル

単一言語翻訳で既存翻訳がある場合、確認モーダルが表示されます。

同じ言語の翻訳がすでに存在します。上書きしますか?

OK をクリックすると上書き翻訳が実行されます。キャンセルすると翻訳は実行されません。

上書きモードの動作

上書きモードでは、以下のように動作します。

マッピング済みフィールドのみ更新

翻訳対象フィールドマッピングに登録されているフィールドだけが LLM で翻訳されて上書きされます。

マッピングに含まれていないフィールドは触られません(翻訳先の既存の値がそのまま残ります)。

公開日(authored_on)の同期

翻訳先の公開日は、翻訳元の公開日と同じになるように再同期されます。

basename / identifier は変更しない

翻訳先の basename (記事)や identifier (コンテンツデータ)は、上書き時には変更されません。既存の URL が壊れないようにするためです。

カテゴリ Placement の再構築

別サイト翻訳の場合、上書き時に翻訳先の既存 Placement をいったん削除してからカテゴリマッピングに基づいて再構築します。

これにより、カテゴリマッピングや翻訳元のカテゴリが変わった場合に、翻訳先にも反映されます。

convert_breaks の同期

複数行テキストフィールドの convert_breaks (リッチテキスト/プレーンテキストなどの形式)も翻訳元と同期されます。

上書きしないフィールド

フィールド動作
マッピングに含まれないフィールド触らない(翻訳先の値を維持)
status (公開状態)維持(HOLD のまま、または現在の値を維持)
basename / identifier維持

v1.5.0 以降の rollback

新規翻訳の場合は、全フィールドが失敗 / スキップされたときに新規ドラフトが自動的に破棄されます(rollback)。

ただし 上書きモードでは rollback は実行されません。既存の翻訳先の値を変更してしまうため、安全に巻き戻すことが難しいためです。

上書き翻訳で失敗した場合、翻訳先には部分的に上書きされた状態のコンテンツが残ります。必要なら手動で確認・修正してください。

再翻訳の用途

用途説明
プロンプトを変更して品質向上デフォルトプロンプトを差し替えて翻訳を再実行
マッピングを追加して再翻訳新しいフィールドをマッピングに追加して再実行
AI モデルを変更して比較別のモデル(gpt-5-mini → claude-sonnet-4-6 など)で再実行
翻訳元の修正を反映翻訳元を編集後、翻訳先に再反映

再翻訳は何度実行しても OK ですが、LLM の応答は同じ入力でも毎回微妙に変わるため、上書きで意図しない変更が起こる可能性があります。重要なコンテンツは差分を確認してから公開してください。