AI で候補生成

翻訳元と翻訳先のフィールドペアを LLM に提案させる機能。全マッピング UI で利用でき、ラベル名が異なる場合も意味的にマッチングします。

「AI で候補生成」は、フィールドマッピング作業を LLM に補助させる機能です。v1.5.0 ですべてのマッピング UI に展開されました。

利用できる場所

マッピング UIAI 候補生成
翻訳対象フィールドマッピング(記事 CF / ページ CF / コンテンツデータ)あり
コピー対象フィールドマッピング(記事 CF / ページ CF / コンテンツデータ)あり
カテゴリ/フォルダ マッピング(モーダル)あり
値マッピング(モーダル)あり

合計 8 か所のマッピング UI で同じ「AI で候補生成」ボタンを利用できます。

動作の仕組み

LLM に対し、翻訳元フィールドのラベルリストと翻訳先フィールドのラベルリスト(候補)を同時に渡し、「各翻訳元に最も近い翻訳先を選んでください」と指示します。

返ってきた選択結果に基づいてマッピング行が自動で作成されます。

翻訳先候補の制約

LLM の出力は、候補リストに含まれるラベルを一字一句そのまま選んで返します。新しい文字列を生成することはありません。候補リストにないものを返した場合は空(該当なし)として扱われ、警告ログに記録されます。

意味的マッチングの例

翻訳元(日本語)翻訳先候補LLM が選ぶ結果
カテゴリ1Category1, Category2Category1
サッカーFootball, Tennis, SoccerFootball または Soccer
ピアノFootball, Tennis(該当なし → 空)
お知らせNews, Press, AnnouncementNews または Announcement

翻訳先候補のラベルが翻訳先言語でなくても(例: 翻訳先サイトのカテゴリ名が英語名のまま)動作します。

利用の前提

「AI で候補生成」は翻訳設定の保存後でないと使えません。

新規作成の翻訳設定で実行しようとすると次のアラートが表示されます。

設定を保存してから AI 候補生成を使用してください

最低限の項目(翻訳元言語・翻訳先言語・翻訳先サイトなど)を入力していったん保存してから再度開いてください。

使用するモデル

「AI で候補生成」は、システム設定で指定されたデフォルトモデルを使用します。翻訳設定ごとにモデルを変えることはできません。

マッピングのラベル翻訳は短文の単純なタスクなので、速くて安いモデル(gpt-4o-mini / gemini-2.5-flash-lite / claude-haiku-4-5 など)でも十分な精度が得られます。

完全自動化はできない

LLM が判断できない / 適切な候補が無い場合は、そのフィールドはスキップされて警告アラートが表示されます。

一部のラベルを翻訳できませんでした

スキップされたフィールドはドロップダウンから手動で選択してください。

認識精度を上げる工夫

LLM の認識精度を上げるためのコツです。

工夫効果
わかりやすいラベル名を付ける「項目 A」「Field 01」のような抽象的な名前は推測困難
翻訳先ラベルを翻訳元の翻訳語にする「タイトル」⇔「Title」のように、訳語を揃えると精度が上がる
同じ意味で複数の表記がある場合は明示マッピングサッカー vs Soccer / Football のような揺れは手動で意図を示す