v1.5.0 へのアップグレード
スキーマ 1.0008 → 1.0010 への自動アップグレード。新カラム category_mapping と copy_field_mapping が追加されます。
v1.4.x から v1.5.0 へのアップグレード手順と注意事項です。
スキーマ変更
| 項目 | 変更内容 |
|---|---|
| schema_version | 1.0008 → 1.0010 |
mt_ai_trans_config.category_mapping | TEXT カラム追加(JSON 文字列) |
mt_ai_trans_config.copy_field_mapping | TEXT カラム追加(JSON 文字列) |
両カラムとも空の状態で追加されるため、既存データには影響しません。
アップグレード手順
1. DB バックアップ(推奨)
本番環境では、アップグレード前に DB のバックアップを取得してください。
mysqldump --single-transaction --skip-lock-tables \
--routines --triggers \
-h HOST -u USER -p DB_NAME > backup_pre_v150.sql
2. プラグインの上書き
plugins/AITranslator フォルダを v1.5.0 のファイルで上書きします。
rsync -avz --delete \
./plugins/AITranslator/ \
user@server:/path/to/mt/plugins/AITranslator/
3. 管理画面にアクセス
Movable Type の管理画面にアクセスすると、スキーマアップグレード画面が自動表示されます。
4. アップグレード開始
「アップグレード開始」ボタンをクリックします。
翻訳設定のテーブルを更新しています...
プラグイン'AITranslator'をバージョン 1.5.0 (スキーマバージョン 1.0010) にアップグレードしました。
このメッセージが表示されれば成功です。
5. 動作確認
- 既存の翻訳設定を 1 つ開いて、画面が正常に表示されるか確認
- 「翻訳対象フィールドマッピング」「コピー対象フィールドマッピング(翻訳しない)」「サイト間のカテゴリ/フォルダ マッピング」セクションが表示されるか確認
- 試しに 1 つコンテンツを翻訳して、結果を確認
新機能を活用するための設定
v1.5.0 で導入された新機能は、既存設定では空のままです。必要に応じて以下の設定を見直してください。
コピー対象フィールドマッピング
異なるコンテンツタイプ間で翻訳する場合、数値・URL・日付などのコピー対象を明示的に設定すると確実です。
ラベル名・basename が一致していれば自動マッチが動作するため、設定不要なケースもあります。
詳細は「フィールドマッピング」セクションの「コピー対象フィールドマッピング」をご覧ください。
サイト間のカテゴリ/フォルダ マッピング
別サイトに翻訳する場合、カテゴリ・フォルダのマッピングを設定してください。未設定だと該当カテゴリの紐付けがスキップされます。
詳細は「サイト間翻訳」セクションの「カテゴリ/フォルダのマッピング」をご覧ください。
LLM タイムアウト
長文翻訳でタイムアウトに引っかかる場合は、システム設定の「HTTP タイムアウト(秒)」を 600〜900 秒に調整してください。
詳細は「高度な設定」セクションの「LLM タイムアウトの調整」をご覧ください。
互換性
| 項目 | 互換性 |
|---|---|
| 既存の翻訳設定 | そのまま動作 |
既存の翻訳エンドポイント(ai_translator_translate / _translate_json) | 後方互換(旧クライアントはそのまま動作) |
| 既存のテンプレートタグ | 変更なし |
| 既存のテンプレート翻訳(辞書機能) | 変更なし |
外部スクリプトから旧エンドポイントを呼び出している場合も、引き続き動作します。新しい分割翻訳パイプラインは翻訳ウィジェットのみで使用されます。
翻訳ウィジェットの挙動変更
| 変更点 | 内容 |
|---|---|
| 分割翻訳パイプライン | 1 リクエストで全フィールド翻訳から、フィールド単位の分割実行に |
| 進捗表示 | フィールド単位の進捗(「翻訳中 X/Y: フィールド名」)を表示 |
| 全言語一括翻訳 | 同言語の重複排除を廃止(すべての翻訳設定を順次実行) |
| 自動 rollback | 全フィールド失敗時に新規ドラフトを自動破棄 |
トラブルが発生した場合
問題が発生した場合は、まず以下を確認してください。
- ブラウザのハードリロード(キャッシュクリア)
- システムログ(システム管理画面 → ログ)でエラー確認
- プラグイン一覧で AITranslator のバージョンが 1.5.0 になっているか確認
それでも解決しない場合は、DB バックアップから復元して旧バージョンに戻し、サポートへお問い合わせください。