MTAppLineBreakField
「1項目ごとに改行」式のテキストエリアを、項目ごとの入力欄+追加・削除・並べ替え GUI に置き換える jQuery プラグイン。値は改行区切りで元の欄へ書き戻す。
「1 項目ごとに改行して入力してください」というテキストエリアを、項目ごとの入力欄に分割し、追加・削除・並べ替えができる GUI に置き換える jQuery プラグインです。元のテキストエリアは隠し、各行を 1 つの入力欄として表示します。入力欄の内容は改行区切りでまとめて元の欄へ書き戻すため、保存される値の形式は従来どおりです。
構文
$(selector).MTAppLineBreakField(options);$.fn プラグイン($(selector).MTAppLineBreakField(...))です。対象要素(this)を返すのでチェーンできます。
パラメータ
options {Object} — 省略可。以下のプロパティを持ちます。
| プロパティ | 型 | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|---|
inputClass | string | text full | 生成する各入力欄に付与するクラス(スペース区切りで複数指定可) |
sortable | boolean | true | true で項目をドラッグ&ドロップで並べ替え可能にする(jQuery UI Sortable) |
input_class | string | — | 非推奨: inputClass のエイリアス。inputClass 未指定時のみ採用 |
戻り値
{jQuery} — 対象要素(チェーン可能)。
保存される値
各入力欄の値を改行区切りで連結した文字列が、元のフィールドへ保存されます(従来の「1 項目ごとに改行」形式)。値が空の行は保存対象から除かれます。
使用例
基本
$('#customfield_tags').MTAppLineBreakField();クラス指定・並べ替え無効
$('#customfield_tags').MTAppLineBreakField({ inputClass: 'text full', sortable: false });user.js での記述例
user.js(「デザイン → user.js を編集」)に書く場合は、mtappVars.screen_id で画面を判定して呼び出します。
(function ($) {
if (typeof mtappVars !== 'object') return;
if (mtappVars.screen_id === 'edit-entry') {
$('#customfield_tags').MTAppLineBreakField();
}
})(jQuery);生成される HTML
元の欄は隠され(display: none)、その直後に行ごとの項目が追加されます。各項目は入力欄と「+」追加ボタン(画像)を含みます。
<span class="mtapp-linebreak-field-item">
<span class="mtapp-linebreak-field-item-inner">
<input type="text" class="mtapp-linebreak-field-input text full">
<img class="mtapp-linebreak-field-add" src="…/images/plus-circle.png" alt="plus">
</span>
</span>sortable: true のときは、項目を囲む親要素(.field-content)に mtapp-sortable クラスが付き、jQuery UI Sortable が適用されます。
補足
- 各入力欄の
blur時に、すべての入力値を改行区切りでまとめて元の欄へ書き戻します。値が空の入力欄は(項目が 2 つ以上あるとき)その行ごと削除されます。 - 「+」ボタンを押すと、その項目の直後に空の入力欄を追加してフォーカスします。入力欄で
Enterを押しても、値を確定してから新しい入力欄を追加します。ただし日本語などの IME 変換を確定するEnter(isComposing)は項目追加に使いません(確定した文字が新項目に重複して入るのを防ぐため)。変換確定後にもう一度Enterを押すと項目を追加できます。 - 入力欄の値は jQuery の
.val()で設定するため、元の欄に二重引用符やタグ文字列が含まれていても、属性インジェクション(DOM-XSS)にはなりません。 - イベントは
.field-contentへの委譲(click.mtapplinebreakfieldほか)で処理し、項目の特定に.closest('.mtapp-linebreak-field-item')を使います。そのため後続メソッド(MTAppRemoveValなど)が入力欄をラップしても正しく動作します。 - 並べ替え(
sortable: true)した後は、並び順に合わせて元の欄を再同期します。 - MT 5.2 以降向けの機能です。
関連
MTAppFieldSplit— 1 つの入力欄を区切り文字で複数の入力欄に分割する。MTAppRemoveVal— 入力欄に値クリア用の×ボタンを付与する。MTAppMaxLength— テキスト欄の最大文字数チェックと残り文字数カウンタを表示する。