モジュールレポート
ビルド時間の長いテンプレートモジュールをサイト全体で一覧し、キャッシュの候補を見つける画面を説明します。
「モジュールレポート」は、サイト全体でビルド時間の長いテンプレートモジュールを一覧する画面です。サイトの管理画面のメニュー「再構築プロファイラ」→「モジュールレポート」から開きます。
どのモジュールに時間がかかっているかが分かると、キャッシュやサーバーサイドインクルードによる改善の当たりをつけられます。
この画面を使うための準備
この画面には、サイトの設定で「テンプレートモジュール単位でも計測する」を有効にしたうえで記録されたデータが必要です。この設定は「このサイトの再構築を計測する」が有効なときだけ働くので、両方にチェックを入れてください。
どちらかが無効のまま開いた場合は、その旨と設定画面へのリンクが表示されます。両方が無効のとき(インストール直後の状態)は、その両方を有効にする必要がある旨もあわせて表示されます。
設定を有効にしてから再構築するとデータが記録されます。この設定を有効にしている間はそのサイトの管理画面の処理が遅くなるため、調べ終わったら無効に戻すことをおすすめします。詳しくは「計測の設定」と「注意事項」をご覧ください。
表示される内容
保持期間(既定 30 日)以内のセッションを合算し、ビルド時間の合計が長い順に最大 30 件のモジュールが表示されます。
| 列 | 内容 |
|---|---|
| モジュール | モジュールの名前。クリックするとテンプレートの編集画面が開きます |
| 使用テンプレート数 | 計測した期間中に、そのモジュールを読み込んだファイルテンプレートの数。多いほどキャッシュの効果が大きくなります |
| 呼び出し回数 | モジュールが読み込まれた回数の合計 |
| 合計(秒) | ビルドにかかった時間の合計 |
| 平均(ms) | 1 回あたりの平均時間 |
| 最大(ms) | 最も時間がかかった 1 回 |
| キャッシュ | 現在のキャッシュ状態(キャッシュなし・キャッシュあり・サーバーサイドインクルード) |
| 提案 | キャッシュやサーバーサイドインクルードの候補。条件に当てはまる場合だけ表示されます |
テンプレート自身のビルド(モジュールを除いた分)と「その他の処理」は、この画面には表示されません。この画面の目的が「キャッシュやインクルードにできるモジュールを見つけること」であり、それらはその候補にならないためです。両方ともセッション詳細のモジュール内訳では確認できます。
提案の出かた
提案は、次の条件をすべて満たすモジュールにだけ表示されます。
- まだキャッシュされておらず、サーバーサイドインクルードにもなっていない
- 計測期間中のビルド時間の合計が 1 秒以上ある
合計時間の下限を設けているのは、再構築がもともと軽いサイトで、ほとんど時間を使っていないモジュールにまで提案が並ぶのを防ぐためです。
サイトがサーバーサイドインクルードを使える設定になっている場合はインクルード化を、そうでない場合はモジュールキャッシュの有効化を提案します。いずれも候補の提示であり、実際に変更するかどうかは運用に合わせてご判断ください。