AITranslator v1.3.0 リリース

公開日:

新機能: カスタムプロンプト

AI へ送信する翻訳プロンプトを、サイト共通のデフォルトとフィールド単位の上書きの 2 階層で設定できるようになりました。 リッチテキスト中の画像パス置換ルールを指示したい場合や、専門用語の訳出ポリシーをフィールドごとに変えたい場合に活用できます。

設定方法

AI 翻訳設定の編集画面に「翻訳プロンプト」セクションが追加されました。

  • デフォルトプロンプト: 設定全体(=そのサイト内のこの翻訳設定)に適用される共通プロンプト
  • フィールド単位のプロンプト: 各マッピング行の「⚙ プロンプト」ボタンから展開して個別指定

両方とも空欄の場合は、これまでと同じ組み込みプロンプト(「プロのフォーマット保持型翻訳者として HTML を保ち訳文だけ返せ」)が使用されます。

プレースホルダー

プロンプト本文に以下のプレースホルダーを記述できます。

プレースホルダー

置換内容

{source_lang}

翻訳元言語の英語名(例: Japanese)

{target_lang}

翻訳先言語の英語名(例: English)

{text}

翻訳対象のテキスト

{text} をプロンプト中に含めなかった場合は、安全のため翻訳元テキストが自動的に末尾へ追記されます。

解決順序

  1. フィールド単位のプロンプト(マッピング行で個別指定したもの)
  2. その設定のデフォルトプロンプト
  3. 組み込みプロンプト(フォールバック)

タグ・data_label・アセット型カスタムフィールド内の alt 属性は、親マッピングのプロンプトを継承します。

設定例: 画像パスの置換指示

You are a professional translator. Translate from {source_lang} to {target_lang}.
Keep all HTML tags exactly as-is. For <img src="..."> tags, rewrite any path
starting with /assets/ja/ to /assets/en/.
Output only the translated text, no explanations.
{text}

互換性

  • スキーマ拡張: translation_config に default_prompt(TEXT, NULL 可)列を追加(schema_version 1.0005 → 1.0006)
  • 既存設定はそのまま動作。プロンプト未設定時はこれまでと同じ挙動です
  • フィールドマッピング JSON への prompt キー追加は後方互換(旧データは未設定扱い)

留意点

  • カスタムプロンプトを使う場合、出力が訳文のみとなる旨の指示を必ず含めてください(説明文が混入するとそのまま記事に反映されます)
  • 画像パス置換などの構造的書き換えを AI に依頼する場合、100% の確実性は保証されません。重要な置換は別途レビューを推奨します